政策について

まもる生活、
うごかす経済。
ひたむきに進めます。

神谷しゅんいちの
5つのビジョンと11の約束

これまでの確かな経験で、雇用を創出しながら、
危機管理・防災、子育て、教育、高齢者・障がい福祉、環境、市民活動、文化スポーツ等 生活をまもる取組を着実に進めます。

目指す千葉市の将来像

1雇用があり、市ならではの福祉が充実して、
長く暮らし続けられる千葉市

新型コロナウイルス感染症対策、危機管理防災体制の強化に早急に取り組みながら、中長期的には、「雇用があり、市ならではの福祉が充実して、長く暮らし続けられる千葉市」を実現していきます。

  • 千葉都民(20%強)に比べ市内勤務(60%弱)が多く、昼夜間人口比率(97.5)が首都圏で高い千葉市。
  • 千葉市は、横浜、川崎と街の構造が異なり、ベッドタウンではなく、市内で雇用の場があり、周囲の街から通勤・通学者がある「圏域の拠点都市」。
    → 拠点都市であり続けるためには、雇用を創出する経済圏の確立(稼ぐ力、商業の活性化)、通いやすい場所であるための交通アクセス、都市基盤の整備が必要。
  • 市内企業支援や企業立地を進め、雇用創出と税収・財源を確保し、千葉市ならではの子育て、教育、高齢者・障がい者福祉事業を実施し、生活環境を向上。
    → 地域福祉と雇用創出を両輪で進めます。

    千葉市独自の福祉事業例

    • 民間保育園のおむつ処理費用への補助
    • 多子世帯の給食無償化
    • 児童相談所の2か所体制化
    • 小中学校のトイレ改修加速化
    • 働きながらがん治療をするための支援
    • 高齢者の身近な移動手段の確保 等

2千葉市からのチャレンジで国を変える。

国家戦略特区の取組、レッドブルエアレースの開催、250競輪の実施はいずれも千葉市が地域活性化を進めるに当たって、国に規制緩和を求め実現したもの。国のルールの範囲内だけで仕事をするのではなく、次の時代に必要なトレンド創りに千葉市が積極的にチャレンジしていきます。

3「対話と現場主義」で改革を継承し、
県と市の関係の再構築で新たな創造へ

リアルとオンラインによる「市長と語ろう会」を市内全域で開催し、市民の方々が向き合っている地域課題を直接うかがい、スピード感を持って解決していくことで、生活環境の改善を図ります。
千葉県との関係を再構築し、防災(消防防災ヘリコプターの運航体制)、水道事業、県立公園、港湾緑地など、県と市にまたがる行政課題の解決を図り、質の高い行政サービスを提供していきます。

緊急対策

新型コロナウイルス感染症対策と危機管理・防災体制の構築

1ワクチン接種を迅速に行える体制を整え、正しい情報を公表します。

希望する市民に無料でワクチン接種するための体制を構築し、特に65歳以上の市民の身近な接種場所を確保します。ワクチンの情報をわかりやすく公表します。市長交代時においても円滑な準備を進めます。

2市民の学びの機会や自宅にこもりがちな
高齢者の健康づくりを支援するとともに、
サービス業の事業継続を支援します。

感染拡大の収束後、「習いごと応援キャンペーン」を新年度も実施します。
また、国、県協力金等の状況を踏まえ、支援が必要な業種、事業者への給付を具体化します。

31月に中止となった成人式を、
改めて開催します。

成人式は人生に一度の晴れ舞台。中学高校時代の友人との再会の場でもあります。新型コロナウイルス感染症の収束を見極めて、改めて令和2年度に成人式を迎える新成人を対象にした「もうひとつの成人式」を開催します。

4新年度も全年齢を対象に
インフルエンザワクチン接種に対する
補助を行います

感染症対策を徹底し、医療機関の負担軽減にもつなげるため、新年度も全年齢の市民を対象にインフルエンザワクチン接種の経費を上限3,000円補助します。

5多子世帯の第3子以降の給食を無償化します。

子育ての負担を軽減し、コロナ禍で一層厳しくなっている家計を支援するため、多子世帯の第3子以降の給食を無償化します。

6市長直轄の危機管理・防災組織を設置します。

危機管理・防災の初動を一層迅速に行うため、局長級の危機管理監を設置し、必要な職員を配置します。

神谷しゅんいちの
5つのビジョンと11の約束

01

徹底した危機管理と
災害に強い都市づくり

  • 1

    新型コロナウイルス感染症から市民の命と健康を守り、経済社会活動との両立を図ります。

    • 希望する市民に無料で早期にワクチン接種を行える体制を整備します。65歳以上の方などには身近な接種場所を確保します。
    • 医療上必要な方がPCR検査を受けられる場所を増加するとともに、感染リスクが高く予防効果がある職場の方にPCR検査費を補助します。
    • 県と連携して病状に応じた必要な病床を確保します。
    • 感染症対策に対応できる市役所の組織体制を強化します。
  • 2

    自然災害に強い都市づくりを進め、市民の安全と安心を確保します。

    • 市長直轄の危機管理・防災組織として局長級の危機管理監を設置し、必要な職員を配置して災害に一層迅速に対応します。
    • 消防防災ヘリコプター「おおとり」の更新を進めます。千葉県との共同運航方式について検討し、航空消防力の強化と運航経費の適正負担を実現します。
    • 消防団の加入促進、資機材等の整備により、地域の防災力を高めます。
    • 土砂災害の予防などの対策を拡充します。
    • 感染症対策を十分に行い、様々なニーズに対応できる避難所体制を構築します。
02

誰もが安心でき、今日より明日が
きっとよくなると思えるまちづくり

  • 3

    安心して子育てできる産前産後からの切れ目のない支援とICTを活用して個々の児童生徒に寄り添う教育を実践します。

    • 妊娠・出産・育児の切れ目のない支援として、現行の母子保健包括支援センターを発展させ、相談から申請まで庁内横断的に行える体制を整えます。
    • 保育園・こども園の待機児童ゼロを引続き実現し、放課後子どもルームの環境改善を行った上で待機児童ゼロを目指します。そのために民間事業者との連携を強め、放課後の子どもの預け先の選択肢を充実します。
    • 保育の質を公私立共に一層向上するため、保育士の処遇改善に加え、手始めに民間保育園のおむつ回収処理経費に助成し、保護者の負担軽減をあわせて図ります。
    • 就学前の小学校と幼稚園の連携を高め、放課後対策について幼稚園との連携を強化します。
    • 子育て世帯の負担を軽減するため、多子世帯の第3子以降の給食を無償化します。また給食の場を活かして食育、有機栽培の良さを伝える取組を行います。
    • 児童相談所を2箇所体制とし、専門知識をもつ職員を配置して、きめの細かい対応を可能とするなど児童虐待対策を強化します。
    • 一人1台パソコンを導入しICTを活用した個々の能力を最大限伸ばす授業、一人一人の理解度に応じた授業を実現します。
    • 小中学校の特別教室へのエアコン設置を進めるほか、洋式トイレへの改修、床のドライ化を4年間で行うことを目指します。
    • フリースクールと学校の連携を強化し、フリースクールの事業内容を保護者にわかりやすく情報提供するとともに、フリースクールの運営を支援し、保護者負担の軽減を図ります。
    • 公立夜間中学を設置し、民間で行われている取組と連携して、学び直しの気持ちを応援します。
  • 4

    高齢者が生涯安心して暮らし、健康寿命を延ばせる社会を、障がいの種別、程度にかかわらず安心して暮らせる社会を創ります。

    • 特別養護老人ホーム、小規模多機能型居宅介護事業所などの必要な高齢者福祉施設を計画的に整備します。
    • 介護ロボット・ICTの導入による従事者の負担軽減などを通じて、介護人材の確保を図ります。
    • ケアラー(介護者)支援を強化します。
    • 新たなモビリティ等を活用し、地域特性に応じた高齢者の身近な移動手段を確保します。
    • これまでの経験を社会に活かそうとする市民を支援する生涯現役応援センターを真に役に立つ情報拠点にします。
    • 海浜病院に変わる新病院を地域と連携し、少子化と高齢化に対応できる病院とするとともに、新病院への交通アクセスを整備します。
    • がん検診、特定検診の受診率向上と働きながらがん治療ができる支援を充実します。
    • 発達障害を持つ方を成長に合わせて一貫して支援する体制を構築します。
    • 障がい者の高齢化、親なき後を見据え、障がい者の生活を地域全体で支える体制を創ります。
    • 障がい者ワークステーションを増設し、障がい者雇用を政令市トップレベルにします。
  • 5

    次世代に持続可能な社会をつないでいくとともに、相手を尊重し相互に分かり合える共生社会を創ります。

    • 航空機の騒音対策について国等と粘り強く交渉を行います。
    • ひとと動物の共生する社会を目指す動物愛護センターについて、ボランティアとの連携や市職員の業務内容を新しく構築した上で再整備します。
    • 女性登用の加速、男性の育児休暇、家事時間の増加を図ります。
    • 男女共同参画、LGBT、障がい者、外国人などへの「配慮」が、社会として当たり前になる共生社会を目指します。
    • 2050年の二酸化炭素実質ゼロを目指すため、カーボンニュートラル等の取組を進めます。
03

雇用を生み出す自立した
経済圏の確立と都市の基盤整備

  • 6

    経済の好循環を創り出し、市内企業の成長と安定的な雇用を生み出します。

    • コロナ禍で困難な状況にある市内事業者を支援します。
    • 民間投資を引き出す経済産業施策、企業立地施策、また規制緩和を引き続き推進します。
    • 企業立地にあたっては市長のトップセールスを積極的に行います。
    • 市内企業活性化に向けたトライアル発注を拡充するとともに、起業開業や業務効率化をワンストップで支援する体制を立ち上げます。
    • ポリテクセンター、地元企業と連携し、技術者の就労を支援します。
    • 小中学校の段階からのキャリア教育を充実し、中学生の進路選択を応援します。
    • アフターコロナ時代のMICEのあり方に合わせた幕張メッセの活用方策を検討します。
  • 7

    1次産業の生産性を向上し、農商工連携を進めます。
    耕作放棄地を再生して新たな担い手を育成します。里山の食と体験を活性化します。

    • 農業の省力化(スマート農業)、農商工連携を支援し、生産者の所得向上を目指します。
    • 農政センターを拠点に新たな担い手を育成確保し、耕作放棄地を再生します。
    • 農政センターで有機栽培の技術指導を行うとともに、農福連携の実施に必要な関係者の調整を行います。
    • 近郊農業の利点を活かした地産地消(千産千消)、地域ブランド化を進めます。
    • 災害時には迅速な復旧支援を行います。
  • 8

    都市の基盤整備と先端技術を活かした未来都市の実現をめざします。

    • ZOZOマリンスタジアムの将来像を含む幕張新都心まちづくり将来構想を策定します。
    • 千葉駅東口再開発事業など都市再開発を推進します。また、商業軸の変化を受けた中央公園周辺の活性化のため中央公園と千葉神社を連結する歴史と情緒ある街並みを創る門前町構想を推進します。
    • JR蘇我駅東口駅前地区、JR稲毛駅東口地区のまちづくりを支援します。
    • 新たな湾岸道路の整備により、市内渋滞の緩和、物流の高度化を目指します。
    • 県水道との経営の一体化、広域化を検討し、市水道の経営の安定化を図ります。
    • 自動運転、ドローン、医療のIT化などスマートシティの実装を目指します。
04

地域のつながりを高め、豊かな
感性を磨き、誇りを持てるまちづくり

  • 9

    市民活動や文化・芸術・スポーツ活動を支援し、世界に挑戦する千葉市ゆかりのアーティスト・アスリートを応援します。

    • 市民活動、文化・芸術・スポーツ活動を支援、活性化し、世界に挑戦する市ゆかりのアスリート等の育成支援を行います。
    • 千葉市がパラスポーツの拠点となる取組を進めます。
    • 千葉公園ドーム、体育館を活用した国際スポーツイベントを誘致します。
    • eスポーツ、ストリートカルチャーやエクストリームスポーツの誘致や拠点整備に挑戦します。
    • 市制100周年を迎えた千葉市のアイデンティティ事業を強化します。
    • オオガハスを活かした地域づくりを応援します。
    • 新市民会館、加曽利貝塚新博物館を整備します。
05

対話と現場主義。
立ち止まらない行財政改革。
デジタル化と真に市民の役に立つ寄り添う市役所に

  • 10

    すべての区で、「市長と語ろう会」を実施するほか、財政健全化に立ち止まらず不断に取り組みます。

    • すべての区での「市長と語ろう会」、「ランチミーティング」、「オンライン対話会」を定期的に開催するほか、情報公開を徹底します。
    • 中期財政計画を策定し財政健全化に継続的に取り組みます。
  • 11

    市役所への手続のオンライン・デジタル化を進めながら、困ったときには寄り添える真に市民の役立つ市役所にします。

    • オンライン申請が可能な手続は原則オンライン化し、市民の来庁の手間を軽減します。
    • ICT、企業経営、災害対応、政策立案に強い専門性の高い課題解決力のある市職員を育成します。